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絵:山崎盛夫の思い

原爆で亡くなった義父(当時県庁職員)の冥福を祈るため、毎年8月6日に県職員原爆犠牲者慰霊碑前で開かれる慰霊祭に家族で参列し続けていました。

50歳を期して供養のつもりで日曜祭日を利用して市内のあちこちにひっそりと建っている碑を訪ねてスケッチし、心をこめて1枚1枚仕上げていきました。

そして平和を願って描いている内、見たままの暗い慰霊碑を描くのではなく、子どもや人々を画面に登場させ木々の緑や空の青さを強調することによって過去の暗いイメージから、現在未来への調和が醸し出せないかと腐心致しました。作品が100枚程度仕上がって来た時、何かに役立てたいと思い発表する事にしました。広島の再認識と希望と現実の橋渡しの一端として役立てば幸いです。

故・山崎盛夫(やまさきもりお)

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