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本編-第2編-

1. 被爆したアオギリ

被爆したアオギリ

朝つゆが 若葉を育て
せせらぎが ほたるを育むように
思い出は わたしをつくる
忘れない あの日のことよ
警鐘となれ いのちのための

解説

このアオギリは爆心地から約1.3キロ、広島逓信(ていしん)局の中庭で被爆し、熱線爆風により焼けてえぐられたが、その傷跡(きずあと)を包むようにして生き続けた。1973年5月、平和記念資料館東館北側へ移植された。国内外からヒロシマ学習に来た修学旅行生や、旅行者が種や苗を持ち帰ったので、各地でアオギリ2世が育っている。それらは不戦・反核・平和・命などのシンボルとなっている。

被爆したアオギリ

2004年9月7日 台風18号が襲(おそ)った際、アオギリが風に抵抗できなくなって根こそぎ倒れたが、翌日には復旧作業をし終えた。
例年8月6日、ここで、子どもたちを中心にした「アオギリ平和コンサート」が催されている。

場所:中区 平和記念公園

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