16. 県立広島商業学校職員生徒慰霊碑
解説
この学校は1899年、創立された。
1944年、陸軍兵器学校として校舎を軍に徴用 (ちょうよう)されたので、皆実町(みなみまち)1丁目の広島師範学校内に移転した。
原爆投下時、皆実町校舎のほか、土橋町(どばしちょう)・市役所付近などの動員先で、職員3名、4年生33名、3年生21名、2年生64名、1年生17名が被爆死した。
慰霊碑には以下の詩が刻まれている。
祖国の柱に捧ぐ 第11回生 大木惇夫(おおきあつお)
戦ひのいけにえにして
散りし花 わかき友らは
今も生く この門に生く
仰ぎ見ん 御霊やすかれ
場所:中区舟入南 県立広島商業高校