お堀に浮かぶ さくらさくら 司令部だった広島城 大本営だった広島城 軍人と女生徒の碑に 散りしきる さくらさくら なぐさめのことばのように
広島城とその周辺には、多くの軍事施設、中国軍管区司令部などがあった。爆心地から700メートルのここには半地下の作戦司令室、通信室が設けられていた。多くの軍人、軍属、そして学徒動員された女学生たちが働いていた。
原爆投下時、市内の電信電話は破壊されたが、かろうじて残ったここの軍事専用電話を使って、動員されて働いていた比治山高等女学校生が広島の壊滅(かいめつ)を通信した。これが、広島の原爆被災の第1報であった。
場所:中区基町 広島護国神社前
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