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本編-第2編-

23. 原爆精霊供養塔(佐東町)

原爆精霊供養塔(佐東町)

材木町の作業についた
川内村の男たち
誓願寺での
おべんとうを開くことなく
即死者二百五十余名
いまも
毎朝 ご住職の読経が続く

解説

安佐郡(あさぐん)佐東町(さとうちょう) 義勇隊員は、建物疎開作業中に被爆死した。
作業場所が元の誓願寺(せいがんじ)に近かった縁で、その境内(けいだい)に供養塔が建立されたが、遺族、縁者が自由に参拝できるようにとの配慮で、改めて平和公園の本川沿いの緑地に慰霊碑が建立された。

原爆精霊供養塔(佐東町)

しかし、誓願寺としては、最初の供養塔のお護(まも)りをしたいとの思いから、現在の三滝に寺領(じりょう)を移した際に供養塔を移設して、今なお、僧侶らが読経(どきょう)を続けている。
山崎氏のイラストは以前の碑である。

場所:西区三滝本町 誓願寺

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