六月 軍需管理局とよばれた 電車通りの福屋ビルの中 八月 六十五名が倒れた 産業よ興れ 倒されることのない平和のために
「祈」と1字だけ刻まれている。中央官庁からの出向(しゅっこう)の職員たちが被爆死した悲運は、他の言葉がないだろう。当時の通商産業局は爆心地から0.8キロ、福屋百貨店のビルの中にあり、そこで犠牲になった。今は合同庁舎の中庭に、この慰霊碑が建立されている。
場所:中区上八丁堀 合同庁舎
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